「自分だけの旅行ガイド」で満喫する地域の魅力 飛騨高山の新ホテルで「サスティナブルトラベル」体験してみた!
通称「北アルプス」として知られる飛騨山脈を有する岐阜県高山市に、斬新なコンセプトのホテルがオープンした。
その名は、「ホテルアラウンド高山」。目指すのは「サスティナブルトラベル」だ。
これまでの主流であった「マスツーリズム」――大勢の旅行客が、定番の観光スポットを順路どおりに巡るというやり方は、大規模の観光施設ばかりが潤い、地域の小さな魅力は注目されにくいという欠点があった。
それに対して、ホテルアラウンド高山は、少人数での旅行を中心に、ひとりひとりが、観光地やそれ以外の魅力的な場所など好きなところを自由に選択して訪れるというスタイルを提案している。
コンセプトは、「旅人と、地域のGOOD LOCALな出会いを紡ぐ」。旅の中で、ホテルアラウンド高山は単なる宿ではなく、「ハブ」(拠点)として機能する。
この新ホテルのウワサを聞きつけたJタウンネット記者は、2021年7月26日から27日にかけて、30日のオープンに先駆けた1泊2日の試泊会に参加してきた。