「横断歩道の前でパニックになり、泣き出してしまった。そんな私に、1人の男子高校生が...」(福岡県・性別不明40代)
まだ小さな子どもにとっては、道路を走る車というのはとても大きくて速くて怖いものに感じるだろう。
ましてや、そんな「怖いもの」が何台も行き交う横断歩道の近くで、一人取り残されるようなことがあれば、とても心細いに違いない。
そんな時、近くにいた親切な大人が安全な場所まで連れて行ってくれたら......。
Jタウンネットでは、皆さんの思い出に残っている「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集中。
すると、福岡県の40代K村さん(仮名)から、まさにそんなエピソードが寄せられた。
それは、40年ほど前のこと。
幼いK村さんはその日、母親と親戚と共に買い物に行っていた。
大きな横断歩道で信号待ちをしていたのだが、K村さんはショーウィンドウに飾られたマネキンやドレスに見とれ、夢中に。