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「駅」が笑顔でおもてなし? JR四国の奇抜なゆるキャラが話題に→生まれたワケを聞いてみた

井上 慧果

井上 慧果

2021.06.24 17:00
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キャラクター化しているのは全部で129駅

その後、「えきちゃん」たちに魔法をかけた存在として、16年4月25日、「すまいるえきちゃん」がお披露目された。

えきちゃんたちはその後も、駅のイベントや周年記念などにあわせて着々と増え、21年6月時点でキャラクター化されているのは、259駅中129駅。

なんと半分以上がすでに、すまいるえきちゃんの魔法にかかって笑顔になっているのだ。

松岡さんは、このキャラクターたちについて

「駅舎というのは案外みんな知らないものなんですよね。
毎日使っていても、その駅の駅舎の形状を知らないという方は結構多いと思います。 ですから、駅や駅舎を知ってもらういいPRにもなっているのかな、と感じています」

と語る。

えきちゃんたちは、有人であれば構内のPOPなどに使用されていることもあるそうで、最寄り駅やよく使用する駅への愛着が増しそうである。

また、毎年8月に開催される津嶋神社の夏季例大祭のときだけ営業する臨時駅「津島ノ宮駅」(香川県三豊市)は、高松駅のように駅舎に顔がつくそうだ。

臨時駅もキャラクターに(画像はJR四国提供)
臨時駅もキャラクターに(画像はJR四国提供)

今回JR四国の主要駅のキャラクター化が話題となったことを受け、松岡さんは

「『えきちゃん』たちのオリジナルバッジを集めていらっしゃる方などから『もう新しい駅は増えないんですか?』というようなお声をいただいていましたが、他の業務が忙しくしばらく増やせていませんでした。
まだ無人駅の多くはキャラクター化できていなかったり、キャラクター化したあとに駅の見た目が変わったりしたものもあるので、そういったものも増やしたいとは思っています。 この度、せっかく皆さんに話題にしていただけたので今後も頑張っていきたいです」

と意気込みを語った。

6月25日10時30分追記:記事初出時、本文中の表記に一部誤りがありましたので、修正しました

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