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「駅」が笑顔でおもてなし? JR四国の奇抜なゆるキャラが話題に→生まれたワケを聞いてみた

井上 慧果

井上 慧果

2021.06.24 17:00
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笑顔でおもてなしの思いをこめて

松岡さんは、JR四国で「えきちゃん」たちや「すまいるえきちゃん」などのキャラクターのほか、観光列車のラッピングデザイン等も担当している。

「えきちゃん」たちが誕生したのは13年6月のころだ。

「当時、JR四国管内で有人駅だった51駅をキャラクターにしました。
そのキャラクターを駅職員たちが名札につけていたのですが、笑顔の駅舎のキャラクターをつけていることでおもてなしの気持ちを表現できればとこのデザインにしました」(松岡さん)

松岡さんは元々は建築の仕事をしていたという。駅の設計にも携わっていたので、駅舎というモチーフはキャラクター化しやすかった。

高松駅舎に顔がついたのは、「えきちゃん」たちが誕生した翌14年の4月。

「JR四国の高松駅から多度津駅まで、交通系ICカード『SHIKOKU ICOCA』が利用できるようになったことを記念して、何かやろうということになったんです。
それで、『たかまつえきちゃん』のように、駅舎に実際に顔がついたら面白いかな......と思って駅舎に顔をつけました」(松岡さん)

この時、「たかまつえきちゃん」と「たどつえきちゃん」が描かれた記念ICOCAも発行された。

よく見ると表情にも個性がある(画像はJR四国提供)
よく見ると表情にも個性がある(画像はJR四国提供)

現在はSHIKOKU ICOCAの利用区間も広がり、このデザインのカードは販売していないが、たかまつえきちゃんが描かれたカードは今も販売されているという。

キャラクター化しているのは全部で129駅
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