切なすぎるお菓子「みすてないで」に同情集まる 商品名の由来を聞くと...ダブルミーニングだった
「天使のはね」というお菓子をご存じだろうか。
沖縄県の伝統的なお菓子である塩せんべいのメーカー・丸吉塩せんべい(沖縄県那覇市)が販売する商品で、2019年には「洗濯したティッシュみたい」とツイッターで注目を集めた。
そして、21年6月。「天使のはね」に、「なれなかったお菓子」を発見したという投稿が、ツイッターで話題になっている。
なれなかった、とはどういうことなのだろうか。気になる実物の画像が、こちらだ。

袋の中に入った、白いせんべいのようなお菓子。それだけなら特におかしな点はないのだが、問題はその商品名。
「みすてないで」......なんだかとても哀愁を感じるネーミングだ。しかもその下には、
「せんべいになれなかったよ!」
「はねになれなかったよ!」
「でもおいしいよ!」
と書かれている。せんべいにもはねにもなれなかったが、それでも美味しいから食べてほしい......そんな切実な思いが伝わってくるようで涙を誘う。一体、なにがあったのだろうか。