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「無人販売」のホルモン専門店が恵比寿に誕生 怪しげな雰囲気で、近未来SFみたい

福田 週人

福田 週人

2021.05.27 21:00
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最近はほぼ毎日品切れ続き

品物を入れる箱には、臓器の形がモチーフになった穴が空いている
品物を入れる箱には、臓器の形がモチーフになった穴が空いている

実際に買い物をする際の手順はいたって簡単だ。

まず販売所に入ったら買いたい商品を選び、指定の場所に設置されたタブレット端末に表示された品名リストの中から選択する。その後、会計を済ませたら、販売所に置いてある臓器の形をモチーフにした専用のボックスに品物を入れて持って帰る、といった具合だ。

なお、会計は原則キャッシュレス(クレジットカードや交通系ICカード、電子マネーなど)のみ。タブレット端末の故障など何らかの不測の事態があった場合に限り、近くに設置された専用の箱に現金を入れてもらう形で対応するという。

同販売所の業績について、鎌池さんは、

「特に宣伝もしていませんでしたし、オープン当初はさすがにあまりお客さんも来ませんでしたが、最近ではほぼ毎日品切れになるくらいです。コロナ禍という現在の状況が無人販売という形式とマッチしていたことも、多くのお客さんが来てくれる要因になっているんじゃないかと思います」

と述べた。たしかに店員が常駐せず、購入の際に会話や接触が生じないので、それだけ感染のリスクも抑えられると言えるだろう。オープンからまだ1か月弱しか経っていないが、さっそく盛況のようだ。

これが現代の無人販売所か(画像はnaizoo公式サイトより)
これが現代の無人販売所か(画像はnaizoo公式サイトより)

こちらのお店に対し、ツイッター上では、

「内臓を無人で売ってるお店ってコンセプトがすごいw」
「近未来のヤバいもんを仕入れるところみたい」
「『無人販売ホルモン屋』という言葉の力強さだけで行ってみたくなる」

と言った声が寄せられている。

鎌池さんはこうした反響に対し、

「あえてどんな店なのか分かりづらい外観にしているところもあったので、ちょっと怪しげなイメージを持たれたりするのは良いんじゃないかと思います」

とコメントしている。

大都会の真ん中に突如現れる、「無人販売ホルモン屋」。ぜひとも一度は行ってみたいお店だ。

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