これが忍法「掴めないの術」? 飼い主の手からすり抜けまくる、器用なネズミのとろける可愛さ
2021.05.25 11:00
「持ち上げる度にするすると抜け落ちます」
Jタウンネット記者は20日、投稿者を取材し、この動画について話を聞いた。ツイッターやインスタグラムで飼っているネズミたちを発信している「ねずみモッチリたま太郎」さん。
今回の動画にうつっているのは、手前で「掴まらないの術」を披露しているアンヌちゃんと、画面奥にいつファンシーラットのオスカルちゃん(メス・1歳11か月)。
動画の終盤では、オスカルちゃんもケージをよじのぼってさりげなく脱出してしまってる。なんともおてんばな女の子たちだ。
もともとはオスとしてお迎えしたが、途中で実はメスだと判明したことから名付けられたオスカルちゃんと、それまで一緒に暮らしていたオス3匹たちと離れて暮らすことになったオスカルちゃんが寂しくないように、と後からお迎えされたアンヌちゃん。
アンヌちゃんは、気がついたときには「掴まらないの術」を会得しており、
「毎回持ち上げるたびにするすると抜け落ちてしまいます」
とのこと。術の仕組みについて尋ねると
「よーく動画を見るとわかるんですが、脇の下に手を入れられて持ち上げられた際に、前脚を真上にピンと伸ばすことでするりと抜けるように調整しているようです」
との回答が。
「最初は脱力系のラット(持ち上げた時に力があまり入っていないトロトロしているラット)だから無意識にこうなってしまうのかな~と思っていたのですが、どうやら意図的にやっているっぽいですね」
とも分析していた。アンヌちゃん、頭脳派すぎる......。
ちなみに、ケージから逃げ出してしまったオスカルちゃんのその後はどうなったのだろうか。
「人間に捕獲されました。
オスカルは技を持っていないので...」(ねずみモッチリたま太郎さん)
飼い主の手につかまらず、とろとろ溶けるアンヌちゃんの姿は実に可愛らしかった。
もしかしたらいずれオスカルちゃんもこの術を会得して、2匹でとろとろに溶ける日も訪れるかもしれない。