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「東京大学」をテイクアウトして食べてみた! 受験生の街・代々木で生まれた美味しい「願掛け」

井上 慧果

井上 慧果

2021.05.19 06:00
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「大学」、食べてみた

お客さんを思う気持ちとユーモアがたっぷり詰まった大学名メニュー、話を聞けば聞くほど食べたくなってしまった。

そこで取材翌日の12日、Jタウンネット記者は実際にしょうが亭を訪れた。

店内で定食を食べるのも魅力的だが、今回はせっかくなので話題となったお弁当を注文することに。

日本大学(画像は編集部撮影)
日本大学(画像は編集部撮影)

注文したのは、お店の名前にもある創業当初からの看板メニューである「しょうが焼き」と、お弁当の定番「エビフライ」が入った「日本大学」。

大きなエビが二本入っているのを見るだけで心が躍ってしまう。

このメニューの理由を店主に聞くと、

「エビが二本で日本大学です」

と笑顔で教えてくれた。ダジャレだった......。

他にも「上智大学は英語が強いのでアルファベットのABCにかけてエビフライ」、「コロッケが一つで一橋大学」など、とにかく「楽しんでご飯を食べてもらいたい」という店主の思いが伝わってきた。

サクサクのエビフライと甘辛く生姜の効いた豚肉が、白ご飯にぴったり。これをお昼に食べた受験生たちは、午後の授業もきっと頑張れたことだろう......と当時に思いを馳せてしまう。もちろん、サラリーマンのお腹にもがつんとくるボリュームだ。

そして大学といえば、やっぱり外せない。日本の大学の頂点も、テイクアウトしてみた。

東京大学(画像は編集部撮影)
東京大学(画像は編集部撮影)

こちらもがっつりボリューミー。

ひれかつ、しぐれ煮、味付け玉子、糸こんにゃくの煮物、カレー味のマカロニ、漬物といった6種類のおかずが入っていて、これは「六大学」にちなんでいるそう。

「やっぱり東京大学なので、カツの中でも一番いいひれかつにしています」

と店主。

かつの上にかかっているのはチーズソース。とても濃厚で、柔らかくさっぱりしたひれ肉によく合う。お肉をたくさん摂れるのでこれならスタミナがついて、受験だけでなく何にでも勝てそうだ。

ちなみに店主によれば、

「ここ数年はコンビニが増えてテイクアウトの数も減っていましたが、最近はコロナ禍の影響でまたお弁当のご注文も増えてきました」

とのことだった。

ぜひ皆さんも、代々木周辺を訪れた際にはぜひ大学弁当、大学定食を食べてみてはいかがだろうか。

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