一体どんな関係が...? 兵庫県の製本工場がニンニクを作る理由
青森に追いつけ!追いこせ!
山々に囲まれた養父市は、にんにくトップシェアを誇る青森県と同様、寒冷な気候がにんにく栽培に適しているとのことです。
しかも同社は山を切り開き高低差を活かすことで、「しっかりした辛み・強い香り」「濃厚でマイルドな味わい」と、2種類のにんにくを一度に育てています。これはとても珍しいのだそうです。
マスクが習慣化している今、にんにくのにおいへの抵抗感が軽減されているということで、にんにくの消費量が増えているのだとか。
去年とれたにんにくは飛ぶように売れ、在庫がない状態。25トン入る冷蔵庫の片隅には、一番小さいSSサイズのにんにくが1ケースしか残っていませんでした。
シンプルに素揚げされたナカバヤシのにんにくのお味は「やわらかいフワフワした歯ごたえでおいしい」とのこと。
「製本」と「にんにく」一見不思議な組み合わせですが、おかげで安定した雇用が維持できているようです。
(ライター:まみ)