地方移住すると、友達作りが大変そう? 「住みたい田舎」ナンバー1の愛媛・西条市なら、その心配はいりません
2021.03.29 16:00
提供元:西条市
距離の近さが、心地よい
優依さん同様、近藤牧子さんも、移住体験ツアーやリクル主催のイベントに参加したことがある。
牧子さんは高知県出身で、18年間、東京で暮らしていた。夫とも東京で知り合い、子育てしていたが、転機が訪れたのは2年前だ。
西条市出身の夫が地元へ帰ることになり、それについていく形で移住を決めたのだ。
リクルには、移住前からよく訪れていた。年末年始やお盆の時期など、年2回ほど、夫が帰省するタイミングで西条市に足を運んでいたそうだ。
牧子さん「食事がおいしいなとか、東京から来てみると自然が豊かに思えていいなとか、(櫻井さんたちが)移住していてすごいな、と思っていて。その頃から、よく(リクルに)食べに来ていました」
そんなつながりがあったからか、牧子さんは移住することに対して「不安は全くなかった」と強く言い切る。
牧子さん「もともとは夫婦で東京に住んでいたんですが、ものすごく暮らしにくかったんです。部屋は狭いし......その点、西条は自然も多くて」
実際移住してみると、周囲の人々の温かさにすぐに触れることになった。
初めて幼稚園に行くと、保護者たちから
「東京から来たんでしょ」
「わからないことがあったら聞いてね」
「子供と家に遊びに来て」
と話しかけてもらえた。
子供たち同士は自然と仲良くなり、それをきっかけに親同士も...ということもあるそうだ。
そして、牧子さん自身もきっかけを求めて、地域のお祭りやリクルで開催されている催しなど、様々なイベントに足を運んだという。
牧子さん「横のつながりがすごく広いので、どんどん、どんどんつながっていくんです。歩いている人はみんな知り合い、みたいな感じです」
そんな距離の近さに居心地の良さを感じる、と牧子さん。
夫の「Uターン移住」についていく形の移住。かなり勇気が必要に思えるが、今年で3年目となる西条市での生活について語る牧子さんは、終始楽しそうだった。