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「乳だらけで大変おいしゅうございます」 青森のスーパーのPOPが「強烈」と話題に

井上 慧果

井上 慧果

2021.01.21 18:00
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「見逃してもいいような気軽な情報を」

15日、Jタウンネットが投稿者の春雨さんに話を聞いたところ、久しぶりに「ヤマヨ」を訪れた際にこのPOPを見かけ、撮影したとのこと。

春雨さんは、このPOPについて、

「店内は数多くの面白いポップが他にもいくつも掲げられています。
私はこの強気なポップがとても好きなので、こんなパンチが強いポップが地元にあったのか...!と嬉しく思いました(笑)
コロナ禍の中でも負けないくらいの楽しみを与えてくださった『ヤマヨ』さんには感謝しかないですね!」

と感想を話した。

「検証してくれる人急募」(画像は春雨@Harusame_bookさん提供、編集部で一部トリミング)
「検証してくれる人急募」(画像は春雨@Harusame_bookさん提供、編集部で一部トリミング)

それにしても、どうしてこんな強烈で面白いPOPが並んでいるのだろうか。

Jタウンネットは19日、「ヤマヨ 十和田店」を取材し、店長に詳しい話を聞いた。

店長によれば、自由なPOPを掲示しはじめたのは、もう随分前からのことで、少なくとも5、6年以上はやっているそう。

POPの作成者を尋ねると、

「一人ではなく、複数人で作っています。それぞれの部門の担当者が作っている形ですね」

とのこと。

ちなみに生鮮食品ではこのようなPOPは掲示しておらず、非生鮮部門の担当者が作成しているとのことだった。

「この際言うけど」(画像は春雨@Harusame_bookさん提供、編集部で一部トリミング)
「この際言うけど」(画像は春雨@Harusame_bookさん提供、編集部で一部トリミング)

店長は、強烈なPOPを掲示しはじめた理由について

「まずは遊び心、というのもあるんですけど。
今は時代が時代で、必要な情報なら何でもスマホで手に入るじゃないですか。だから別にわざわざ固い情報をPOPに書くことはないかな、と思っていて。
どうせなら見逃してもいいような、気軽で楽しめる情報を載せたらどうかな、ということでこういったものにしています」

と説明する。また、内容に決まりはあるのか聞くと

「特にはありません。もちろん著作権とか、色々気をつけてほしい点はあるんですが、それ以外は気楽に楽しくやってもらえればと思っています
やっぱり売り手が楽しくないと、売り場も楽しくならないですからね」

とのことだった。

担当者が楽しく作ったものを見て、お客も楽しめる、まさに理想の形ではないだろうか。

コロナ禍で、普段よりも出かけることが少なくなっている今、身近なスーパーでふと笑えるというのは、とても大切なことかもしれない。

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