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「なぜメディアは料理の代金を払わないのか」 カフェ店主の問題提起から半年...何か変化はあった?本人に改めて聞いた

井上 慧果

井上 慧果

2020.12.29 11:00
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「黙っていても何も変わらなかった」

小玉さんが6月に投稿した問題提起ツイートには、他県の飲食店関係者からも

「これは私も疑問に思ってたやつだ!! 昔働いていたお店が完全にこれで、当たり前の事だと思って今までもそうしてたけど、、、」
「ふわりずむさんありがとう! 同じ疑問を持ってました!今後 普通に請求することにします!」
「うちも同様。当社の料亭へ取材に来た地域誌は何も言わず(支払わず)に帰り、某新聞社と某テレビ局は正規料金を支払い、礼を言って帰った」

と同じような経験をしている、それに困っていた、というような反応が多く集まっていた。

こうした反響について、小玉さんは次のように振り返った。

「対応に悩んでいたけど、この記事を見てこれからは自分もきちんと断ろうと思います、助かりました、みたいな賛同を多くの飲食店さんからいただいて、同じように感じていた人たちがたくさんいたんだな、と感じました。

僕の発言が心を決めるきっかけになった、みたいな人も結構いたので、発信して良かったです。


反対意見も賛成意見もあったけど、反対意見も参考にさせてもらったし、何より僕の意見に賛成してくれる人がとても多くて嬉しかったです。黙っていても何も変わらなかったと思うので、声をあげて、問題提起をして良かったな、と思ってます」
ふわりずむの小玉オーナー(画像は本人提供、編集部で一部トリミング)
ふわりずむの小玉オーナー(画像は本人提供、編集部で一部トリミング)

小玉さんは現在、秋田の美味しい飲食店や名産品を紹介する場を作りたいと考えているそう。

「メディアのやり方に気に入らないことがあるなら、もう僕自身がそういうのを発信すればいいんだな、と思いました。

秋田は美味しいお店も美味しいものもたくさんあるので、きちんと敬意を払って、ちゃんと料理の代金は支払って取材させてもらって、その上で秋田の魅力を発信できるような場を作れたらいいなと考えているところです」
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