「玄関前に猫の糞、ドアの鍵には接着剤。悪質すぎる嫌がらせ、犯人はやっぱり1階の...」(岐阜県・40代女性)
「うちが何かしたの...」
10年くらい前、今住んでいる場所へ引っ越す前のアパートで起きたことです。
私は子供たちと2階に住んでいました。厄介な住民が、真下の1階にいました。
住んでいたのは飲食業の男性と顔を見たことのない女性。猫を飼っているご夫婦のようでした。毎日、夜中になると女性の悲鳴や叫び声が聞こえ、物が壊れる音が響きます。子供たちは怖がり、眠れない日が続きました。
そんな人に関わりたくなかった私たちは、挨拶をする程度の仲にとどめていました。
そんなある日のことです。私が仕事から帰ると、子供たちが玄関に立っているではありませんか。
「どうしたの?家に入りなさい」
と聞くと、「入れないの!」と子供たちは話しました。
不思議に思って、鍵穴にカギを差し込もうとしましたが、入りません。
「えっ」と思い鍵穴を見ると、接着剤が詰められていました。
次の日には、猫の糞がまき散らされていました...。それからは、生活ゴミが撒き散らかされ、生ごみを置かれもしました。
うちが何かしたの...、そう考えても思い浮かぶことはありません。
子供たちが騒がしかったのかな、そう思うことにしました。