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うっかり者に朗報! 支払い済みでも出し入れ可能な「サービスドア」付きコインロッカーが便利すぎる

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.09.07 06:00
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全国規模に導入

投稿者のもんじろうさんが「すごくいい」と呟き、注目を集めたサービスドア。

Jタウンネットは25日、どれほど便利なモノだったのか聞いてみた。

イベントへの参加を兼ねて旅行で北海道を訪れたというもんじろうさん。着替えやその日不要なものを大きなリュックに入れて、このコインロッカーに預けたそうだ。

以前、当日必要なものをうっかりリュックから取り出し忘れたことが何度かあったため、預け入れた時から「これは便利、安心。すごくいい」と思ったという。

「実際サービスドアを試してみると、ドアの右側が下がっているので自重で扉が開いたままの状態がキープされ『すごくいい!』と思いました。また片手(右手)で操作がラクラクと思いました」
開けた場合
開けた場合

扉が少し斜めになっていることで横幅が小口と同じ程度のものでも「水平状態のまま取り出しやすいかも」とも思ったそうだ。

そんな「サービスドア」を開発したのは、コインロッカーの製造・販売などを行っている日本自動保管機(本社・札幌市)だ。

Jタウンネットは同日、同社の統括部長・新井田聡さんに詳しい話を聞いてみた。

「(コインロッカーの中には)お金を入れて、一回しか開け閉めできないものもあります。入れ忘れたものとか、出し忘れたものがあるときに、また支払いをしなければいけない場合がありますよね。

こういった事情に、弊社にも不満の声が届いていました。お客様の声に応える形で『サービスドア』を製造、販売をしています」

と新井田さん。「サービスドア」は同社社長のアイデアで誕生したという。北海道にあるスキー場に13年12月頃に設置して以来、現在では全国のスキー場やプール、駅などに導入されているそうだ。

サービスドア全体
サービスドア全体

サービスドアの扉は、扉自体の重さで開いたままの状態がキープできるように、あるいは、自動的に閉まるように斜めにしているという。

もんじろうさんが使ったものは、右肩下がりで開いたままになるタイプ。

左肩下がりのサービスドアがついている場合は、自重で扉が勝手に閉まるそうだ。

サービスドアの導入から約6年。利用者からは「便利」「ありがたい」といった声が届いているという。

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