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タバコの箱を開けるとお菓子がぎっしり 子供の夢を実現した「じゃがりこシガレット」が話題

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.08.22 20:00
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上蓋を開けると...

8月14日、Jタウンネットは制作者のなるみさんに詳しい話を聞いてみた。

小学生の時からじゃがりこを食べるたびにタバコを吸うように咥えて遊んでいたなるみさんは、「タバコ風の箱があったらいいのに」とずっと思っていたという。

20代で大学生の彼は、普段からものづくりをしているわけではないそうで「たまに遊びでデザインする程度で全然素人」だそう。

彼は、箱を作ったきっかけについて、

「半分は暇つぶしでもあるんですが、最近攻撃的な話題が多いSNSを、自分が作ったもので明るく楽しくできたらなと思って制作しました」

と述べた。タバコの空き箱にデザインした用紙を張り付け、2〜3時間かけて制作したという。デザインはラクダのシルエットでお馴染みの銘柄「キャメル」のパロディで、注意書等の文章は自分で考えたそう。

箱に名前をつけるとしたら「じゃがりこシガレット」とのこと。

「あんまり良い名前が思い浮かばないです(笑)。味は、一応サラダ味という設定です」
箱を開けると、サラダ味のじゃがりこがぎっしり
箱を開けると、サラダ味のじゃがりこがぎっしり

制作にあたってこだわった点や大変だったことは、

「ぱっと見のそれっぽさが出るようなデザインにするのが大変でした。下に小さく書いてある文章など小さいところまでこだわって作ったので、作り込みがすごい!というコメントはすごく嬉しいです」

とのこと。

「タバコ風の箱があったらいいのに」という子供の頃の夢を実現したなるみさん。箱に入れたじゃがりこは、咥えてみたのだろうか。聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「はい。咥えました。大人になったような、それでいて子どものような、少し変な気持ちになりました」
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