壁中に「真っ赤な手形」がベッタリ... 真夏の夜に目撃された光景が「いろんな意味でホラー」だと話題
夏といえば怪談。暑さを吹き飛ばすような、背筋も凍るこわ~い話を聞きたい、という人もいることだろう。
そんなあなたに見てほしいのが、ツイッターユーザーのおもち(@mochi_n_sea)さん宅で目撃された、ちょっとホラーな光景。それがこちらだ。
真っ赤に血塗られた無数の手形が、壁にベッタリ...。不気味すぎる。心霊系が大の苦手な筆者、現場にいたら絶叫してしまうだろう。
この家は呪われているのではないか――そんな不安がよぎるが、実はこれ、おもちさんの子供たちの仕業。おもちさんによれば、子供たちはどうやらお化け屋敷を作ろうとしていたらしい。手形が赤いのは血ではなく絵の具だという。
おもちさんは2020年8月16日、この惨状を、
「6歳娘と4歳息子のお部屋に入ろうとしたら 娘が『待って!ちょっと待って!今入らないで!』と慌てているのを尻目に入室したわたくしが見たもの」
とコメントを付けて投稿。19日正午時点で約2万件のいいねが付き、話題を呼んでいる。
「ホラーよりも色んな意味でホラー...」
Jタウンネットは8月18日、おもちさんに詳しい話を聞いた。
おもちさんは6歳の娘と4歳の息子を持つ2児の母。壁が手形だらけになったのは16日の夜、普段は物置として使っている部屋だという。
「手に絵の具をつけて歩き回っている娘を不審に思った夫が、娘が出てきた部屋の様子を見ようと入室をして事件現場に遭遇しました。夫に『ねえねえ、おもちちゃん、ちょっと来て?』と呼ばれたので部屋に入って、惨状に笑ってしまいました」
発見した時の状況をこのように説明するおもちさん。娘が「入らないで!」と言っていたのは、お化け屋敷が未完成だったからだ。おもちさんや夫が途中入室していなければ、手形はさらに増えていただろう。
また、壁の手形のほとんどはおもちさんの娘のもので、息子の手形は一つだけ。娘はスライム作りが好きで、そこで余った水性絵の具を見て、手形を付けることを閃いたという。
おもちさんの投稿に対して、他のユーザーから多く寄せられたのは、「幽、 幽霊??」「呪怨で草」「ホラー映画ですね」といったコメント。
しかしその一方で、こんな声も複数上がっている。
「この後始末を考えたら......ヒイイィィイ!!」
「ギャー!!!! ホラーよりも色んな意味でホラー...」
「ある意味ゾッとするw」
怨霊や祟りの類でなかったことには一安心だが、親からしてみれば「(後のことを考えると)怖い話」であることには違いないだろう。
この後、手形まみれの壁はどうなったのか――おもちさんに聞いたところ、
「夫は内装の仕事をしていたため、壁を直すのは慣れています。暇なときに綺麗にするそうです。なので放置してあります」
とのこと。子供たちには「もう絶対にやっちゃだめだよ」と伝えたという。