サビオ、リバテープ、カットバン... 絆創膏のこと、何と呼んでる?
[ちちんぷいぷい-毎日放送]2020年7月27日放送の「へえ~のコトノハ」のコーナーでは、絆創膏(ばんそうこう)の呼び方についての話題を取り上げていました。
絆創膏を普段何と呼んでいるかについて、番組では大阪で街頭インタビュー。すると、出身地によって出るわ出るわ...。「バンドエイド」を始め、
「カットバン」
「リバテープ」
「サビオ」
など、同じものなのに呼び方が地域によって違うのはなぜでしょうか?

商品名がそのまま呼び名に?
番組がまず注目したのは、九州出身の人が多く上げていた「リバテープ」。
調べてみると、リバテープ製薬(熊本市)という会社がヒットしたということで、同社の大阪支店を取材していました。
担当者によれば、「リバテープ」は商品名。この呼び方が九州で浸透しているのは、同社の本社が熊本にあり、商品名が身近にあったためではということでした。
同じように、「バンドエイド」はジョンソン・エンド・ジョンソン、「カットバン」は祐徳薬品工業、「サビオ」は阿蘇製薬と、いずれも特定企業の商品名です。
どうやら、地元でメジャーな商品の名前が、そのまま絆創膏の呼び名として定着しているようです。
ところで、九州に多い「リバテープ」という呼び名ですが、なぜか奈良県も同じ名で呼んでいるらしいです。
その理由を、奈良の薬局で聞いてみると...。
「奈良の高取町というところに『共立薬品工業』という製薬会社があり、『キズリバテープ』という商品を作ってます。それを『リバテープ』と略して呼んでいる人が多いからでは?」(担当者)
そのほか、全国で富山県だけが「キズバン」と呼んでいるそう。なぜかというと「傷ばんそうこう」略して「キズバン」だからとのこと。
ちなみに私は「バンドエイド」と呼んでいました。みなさんは何と呼んでいますか?
(ライター:まみ)