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地方都市って大体こんな感じ...? イメージ地図に共感続々「まさしく宇都宮」「だいたい甲府」「佐賀そっくり」

松葉 純一

松葉 純一

2020.07.30 20:00
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「あ~僕の地元です~」

「ンゴイサイ」(@9Poovm0)さんのツイートより
「ンゴイサイ」(@9Poovm0)さんのツイートより

ンゴイサイさんは、「広島、松山、高知、熊本あたりをイメージしてました」「まったく宇都宮を想像してこの地図を描いていなかったのが正直なところでして、Google Mapを開いて、一致ぶりにびっくりしました」と語っている。

「これ宇都宮だ!!って人があまりに多かったので調べてみたら確かに宇都宮感でしかなかった」と、反省しきりだ。

しかし、それにはどうやら理由があるようだ。

「城跡の周りに官公庁が並ぶのは、二の丸、三の丸の跡地に、明治新政府が建物を造ったのが始まりと聞いています(まとまった大きな土地があまりなかったから。 現在、東京にある各国大使館が大名屋敷の跡地にあるパターンが多いのも、まとまった土地を探すのが難しいからと想像しています)。城跡の周りには、当然武士の住む街と、商人の街ができて、発展していきます。

そこに明治政府が鉄道を敷こうとするのですが、当時はまだSLでして、火の粉をまく鉄道はおそらく商人に嫌われ、町外れに駅を作ることとなり、地域の手によって作られた電気で走る私鉄は、町に根を下ろした・・・といった形です。

歴史も、その土地を治めていた人物も全く違うはずなのに、住民心理や政体の変動(徳川→明治政府)が全国で同時期に起こったことが、ここまで同じような構造の街を作る一助となったのかなと思っています」(ンゴイサイさん)
宇都宮城富士見櫓(Kamoseiroさん撮影、Wikimedia Commonsより)
宇都宮城富士見櫓(Kamoseiroさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ツイッターには、全国のユーザーからこんな声が寄せられている。

「なるほど、熊本はそのイメージですね。......ちなみに、前橋と静岡、岐阜も追加しておいてくださいw」
「私鉄駅をバスセンターと読み替えてよければ、かつての盛岡も近いかも」
「私鉄がないのと、川の配置が違うのと、偉い人の銅像が30体ぐらいあるのを除けば、佐賀にそっくりです。城とホテルや地銀の配置がまんまです」
「長野県松本市もこんな感じ」
「あ~僕の地元です~」

驚くべきことに、全国から共感と郷愁の声が集まっている。「町の構造がここまで全国で似るものか! と少しびっくりしました」と、投稿者も改めて驚いている。

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