たこ焼きと明石焼き、結局何が違うの? そんな疑問を一瞬で解消するボードがこちら
店主「説明に疲れ果てました」
基地司令さんが紹介したプレートは、魚の棚商店街(兵庫県明石市)に店を構える明石焼き専門店「よこ井」の店内に掲げられている。
Jタウンネットは2020年7月13日、店主の横井孝子さん(79)に詳しい話を聞いた。
よこ井は1952年創業。プレートを掲げたのは30年ほど前だという。明石焼きとたこ焼きの違いを明確にした理由を横井さんに聞くと、
「お客さんがお見えになった時に聞かれて、説明に疲れ果てました」
とのことだった。たこ焼きと間違えられることは今でもあるようで、「たこ焼きください」と言ってくる人もいるという。間違えられることに対して、横井さんは、
「不愉快です」
と一言。何十年も間違えられ続けてきたら、そう思うのも無理はないだろう。
一般社団法人・明石観光協会の公式サイトによれば、明石焼きは「じん粉」という、小麦粉のでんぷんを精製したものを使用するのも特徴の一つ。柔らかい食感は、じん粉の働きによるものだ。
また、話題になった一覧表には、明石焼きの特徴について「つめたい汁で冷やして食べる」とあるが、同協会のサイトによれば、つけ汁は温かくても冷たくても良いそうだ。