おかずが減ってデザート増えた? コロナで変わる学校給食、子供たちの本音は...
2020.06.18 08:00
[広島ホームテレビ-みみよりライブ5up!]2020年6月8日放送では、新型コロナウイルス流行前後の学校給食の変化について紹介していました。
広島市の小学校では学校が再開された2週間後に、給食が再開されました。
感染防止対策として、子供たちは席を離して、静かに黙々と食べています。
こうした状況に、「楽しいのは楽しいけど、みんなと話せたらもっと楽しかった」と話す子供も出ていました。
もちろん変わったのは、席の配置だけではありません。
献立や品数にも変化が
再開後の学校給食は、提供される品数が1つ減り、また献立の内容にも工夫が加えられています。
例えば、以前は唐揚げと野菜2品だったのが、唐揚げの上に野菜あんかけがかかるように。番組が広島市教育委員会の担当者に聞くと、
「食事や配膳時間を減少させて、感染予防を徹底する」
と話していました。仕方ないとはいえ、子供からは「ちょっと食べ足りない」という意見も。
また品数は減っても、デザートがつくようになっているという嬉しい情報があります。デザートは取り分けることもなく、個包で配るので、感染予防につながるとのことです。
新型コロナの影響で新しい生活様式が求められる中、子供にかかわるたくさんの大人の工夫により、子供たちにとって少しでも楽しい給食時間になることを願うばかりです。
(ライター MK.KURA)