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田舎民だけが持つ特殊能力? 田んぼのガーガー音を聞こえなくする「カエルキャンセラー」が話題に

横田 絢

横田 絢

2020.06.17 06:00
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静かな場所=慣れ親しんだ場所?

16日、Jタウンネット編集部の取材に応じた麦さんによると、麦さんの実家は関東の「田んぼだらけのところ」にある。この場所で育ってきた麦さんが、カエルの声を認識したのはこの時が初めてだったそう。

つまり、カエルの声を聞き流す機能は

「産まれた時にはもう搭載されていたみたいです」

とのことだ。

麦さんによると、現在は実家を離れ、田んぼが近くにない場所に住んでいるので、普段の生活でノイズキャンセラーが発動することはない。しかし、夏に実家に帰ったときにはしっかりとその力は発揮されるそうだ。

ちなみに、そのとき旦那さんはというと、

「(カエルの声で)テレビ聞こえないよ、と爆笑してます」

たまに行く、くらいでは身につかない機能なのだろう。

家の近くに田んぼがある人たちは、麦さんと同じように無意識のうちにカエルの声を聞き流しているようで、

「こちらを拝見したあと耳を澄ませたらメチャクチャ蛙の鳴き声してます。現在進行形で。コンビニもない田舎です」
「すごくよく分かります!!夫(田んぼ未経験)は虫とかカエルの鳴き声にすごく敏感で、私(実家の隣田んぼ)は言われないと気が付きません」
「私も旦那も田舎育ちですっかり忘れていたら、2歳の娘に『なんのおと?』と言われて、我が家が田んぼに囲まれていたのを思い出しました」

など共感の声が寄せられていた。

また、線路が近くにある人は電車の音、道路が近くにある人は車の音など身近なノイズが気にならない、というコメントも多い。それぞれ自分が育った環境の雑音を聞き流せるようになっているのだろう。

静かな場所で暮らしたい、と思ったら慣れ親しんだ場所に戻るのが一番いいのかもしれない。

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