家系ファンは食らうべし! ローソン限定「吉村家」カップ麺、こだわり感じる本格派の一杯
2020.02.16 12:00
鶏油の甘い香り
スープ表面には鶏油を主体とする油脂が浮いており、湯気から鶏油独特のちょっと甘ったるい香りが立ち上ります。鶏油も家系ラーメンの大きな特徴で、濃い豚骨醤油味のスープの中に入っても、しっかり存在感がありました。
さすがにお店のスープに比べると迫力不足ではありますが、他のカップ麺や最近コンビニのレンジコーナーで幅を利かせるレンジ麺に比べて家系ラーメンとしての再現性は高いように思います。
セブンで売られている六角家のカップ麺と比較すると、スープの分厚さや醤油の濃さが強みの吉村家に対し、鶏油を強調しているのが六角家で、どちらもそれぞれお店の特徴を踏まえた味になっています。
両方のコンビニが近所にあって迷っている場合、吉村家を食べたいならローソン、六角家が食べたいならセブンに行くという、選択肢の決定打になりそうなほどの違いがありました。