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【続報】地下鉄の駅で保護されたハムスター、その後どうなった? 警察署から引き取ったのは...

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.01.24 17:00
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3か月間は里親を募集しない

保護されたハムスター(画像はハムメディアから)
保護されたハムスター(画像はハムメディアから)

20日、Jタウンネットの取材に応じた代表のNASHIOさんは、引き受けた経緯をこのように話す。

ハムスターが発見された翌17日、ハムメディアのスタッフは最初に保護されていた飯田橋駅に電話をした。

「保護されたハムちゃんは今どのような状態なのか、今後警察に遺失物として移送されるなら、どの警察になるのかなどを確認しました。

そして、移送先になる予定の警察署にもあらかじめ連絡し、ハムスターが届いた場合はどのような飼育管理を行うのか、動物愛護センターに移送される場合はどの支所に移送されるのかなど確認しました」

同日12時過ぎに飯田橋駅から牛込警察署に移送されたハムスター。前回、Jタウンネットが報じたのは、ここまでの経緯である。

その1時間後、ハムメディアのスタッフが警察署に到着。スタッフが担当の巡査部長から聞いた話を、NASHIOさんが教えてくれた。

ハムメディアのスタッフが巡査部長から聞いた話によると、これまで小鳥やフェレットが届いた際は、有志の保護団体に連携し、引き取ってもらっていたという。担当者は駅から警察署にハムスターが届くと知り、東京都の動物愛護相談センターに電話したとのこと。しかし小動物は収容する施設がないため移送を断られてしまったそうだ。

同じスタッフが聞いた話によれば、警察署の担当者は基本的に平日しかおらず、土日の当直者には世話を引き継げない。そのため17日の17時までに誰も来なかったら、それ以降の飼育管理はどうなるか分からなかったという。

警察の担当者が今後このハムスターをどうしようか、と悩んでいた矢先に、ハムメディアから連絡があったというわけだ。

警察署に引き渡された1月17日から3か月間は一応遺失物扱いなるとのこと。それまでハムメディアは仮の里親となる。スタッフが聞いた話によると、遺失物として届いた動物の飼い主が現れることはこれまでほとんどなかったと巡査部長が話していたという。

今後ハムスターが牛込警察署に移送された場合、ハムメディアに取り次いでもらうように、名刺を交換したと話すNASHIOさん。仮の里親として、今後の予定をこのように話す。

「保護したハムちゃんは3か月間、里親募集をしない予定です。その後の方針は決まり次第、皆さまにお知らせいたします」
保護するには資金が必要
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