「みそ煮込みうどん」カップ麺、オススメはどれ? マニアが比較検証した結果は...
2品それぞれに大きな特徴が
今回食べていくカップ麺は、寿がきや食品の「カップ味噌煮込うどん」と、東洋水産の「カップみそ煮込みうどん」。ともに発売が中京地区に限定されているご当地カップ麺です。
名古屋のご当地メーカー、寿がきや食品の「カップ味噌煮込うどん」は1992年に発売された商品。袋麺のロングセラー「みそ煮込」のカップ麺バージョンで、袋麺は名古屋のソウルフードといっても過言ではない大定番商品です。カップ麺も名古屋では広く店頭に並んでいます。
一方、東洋水産の「みそ煮込みうどん」は、2012年に発売された商品で、寿がきや食品に比べると後発ですが、こちらも地元で愛されるロングセラーです。地元以外でも、スーパーの名古屋フェアなどで見かけたことがある方は多いのではないかと思います。
ご当地で愛される「みそ煮込みうどん」のカップ麺2品に、どのような違いがあるのか、早速食べ比べていきます。
豆味噌の味と香りが強い東洋水産
ともに東海地方でよく使われている豆味噌が主体の味噌味のつゆで、赤味噌の濃い色が特徴。米や麦が入っている他の味噌に比べ、豆味噌は豆の香りが強く、濃い旨みが感じられる反面、普段から豆味噌を食べ慣れていなければ、少しクセのある味と感じられるかもしれません。
両者濃い豆味噌が特徴ですが、特に東洋水産のつゆは、豆味噌の味と香りどちらも強力で、いかにも名古屋の味という力強さがありました。地元以外の人がイメージする名古屋めしの味噌味に近い感じがします。寿がきや食品のつゆも豆味噌の香りはかなり強いものの、東洋水産ほどの味の濃さはありません。