ミシュラン獲得の実力、カップ麺でも発揮できるか セブンプレミアム「鳴龍」をガチレビュー
2019.06.23 12:00
具のボリュームのなさが唯一の欠点
具として入っているのは、肉そぼろ、ネギ、粒ごまです。具の量は少なめで、スープや麺の完璧ぶりに比べると見劣りしています。
お店では挽肉の入った肉味噌が使われているのに対し、今回入っているのは粒が大きめの肉そぼろで、あまり担々麺らしさはありません。
担々麺らしい肉味噌をカップ麺で再現するならば、レトルトタイプのものを用いる必要がありそうで、すでに250円オーバーの高価格商品がレトルトを使うとさらに高額になってしまうことを考えると実現は難しそうです。
他にはネギや粒ごまが入っています。どちらもそれほど入っているわけではありませんが、スープの芝麻醤や練りごまに加え、粒ごまの香ばしさによって、ごまの風味が重層的に感じられたのはとても良かったです。