カープ黄金期を支えた「炎のストッパー」 津田恒実記念館、息子の手でオープン
2019.06.09 21:00
[みみよりライブ 5up-広島ホームテレビ]2019年5月30日放送「5up!NEWS」のコーナーで、この日にオープンした「津田恒実記念館」を紹介していました。
1980年代に「炎のストッパー」と呼ばれてカープの黄金期を支えた故・津田恒実さん。その栄光をたたえる記念館が、息子の大毅さんの手でオープンしたのです。
思い出の品も展示される
津田恒実さんは1993年、脳腫瘍によって32歳の若さで亡くなっています。
記念館の入り口には津田恒実さんの写真パネルが飾られ、階段を上がると通路にも懐かしい写真が並んでいます。
記念館に入る前からわくわくした気持ちに。輝かしい活躍を象徴するトロフィーや、座右の銘「弱気は最大の敵」と書かれたボールなど、津田恒実さんの貴重な野球道具などが展示されています。
カープロ―ド沿いのビルにオープンした記念館。初日は津田さんといっしょにプレーをした北別府学さんが訪れ、津田さんの雄姿を懐かしんでいました。
「いろいろな津田の思い出が飾ってあるので、球場に行くときに立ち寄っていただければ。津田を思い出してもらえると思う」(北別府さん)
この記念館を手掛けたのは津田さんの一人息子、津田大毅さん。
3年前にクラウドファンディングで資金を募り、自身はPRのため自転車で日本一周の旅へ。ようやくオープンを迎えました。
「他の選手の方と比べると規模は大きくないかもしれないですが、父の気持と思い出が詰まった場所になっているので、津田恒実ファンが集まれる憩いの場所になれば」
ファンの憩いの場になりそうですね。
(ライター:tama35)