スープ×麺×キャベツの「甘みの三重奏」 やみつきのおいしさ!鹿児島「五郎家」カップ麺
チャーシューだれのようなスープに揚げねぎの香ばしさ
まずはスープから。豚骨と鶏ガラがベースの醤油味のスープです。鹿児島ラーメンといえば、ラーメン博物館にも出店している「こむらさき」のような、半濁の豚骨スープをイメージしますが、今回のスープは濃い飴色で、豚骨ラーメンというよりは醤油ラーメンの感が強いです。
実際、鹿児島ラーメンといっても一括りにはできず、豚骨ラーメンの他にも様々な味を売りにするラーメン店が林立しているそうです。
醤油味のスープは甘みがあり、ベースとなっている鶏ガラと合わせ、まろやかな味に仕上がっています。甘みの中に肉の旨みが感じられ、スープ表面に浮く豚脂の風味も相まって、スープ全体がまるでチャーシューだれのような雰囲気を醸し出していました。
そしてもう一つ特徴的なのが、表面に浮く揚げねぎの存在。カップにお湯を入れた段階から揚げねぎの風味が強く漂っていましたが、これがチャーシューだれを思わせる甘いスープとベストマッチ!揚げねぎの香ばしさがスープを一段高みに乗せています。
甘みと香ばしさが織りなす余韻が後を引き、あと一口を何回も繰り返し、最終的にはついついスープを飲み干してしまいます。健康に気をつけている方にとってはちょっとキケンなスープかもしれませんね。