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宮島観光が「AI」で変わる トイレや駐車場の混雑状況を分析、快適ルート案内も

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2019.02.11 06:00
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混雑状況や人の流れを収集 1時間後の混雑を予測

情報収集などで活用されているAI。大勢の観光客が訪れる宮島で、観光にも活用しようと実証実験が行われています。

年間およそ430万人の観光客が訪れる世界遺産の島、宮島。

繁忙期になると、お店やトイレには長い行列が。宮島口では駐車場を探す車で渋滞が発生し、訪れる観光客たちのストレスになっています。

そこで期待をされているのがAIです。一見防犯カメラのようにも見えますが、実は設置されたカメラは、混雑状況や人の流れを収集しています。

NTT西日本広島支店の石賀勝紀さんは、「人のカウントもそうですが、性別や感情の表情、カップルで来ているのかグループで来ているのか、1人のお客さんなのかを判断し、分析することができます」と語っていました。

実証実験では、宮島島内と宮島口にセンサーやカメラを11台設置。インターネットを経由して、AIが搭載された専用のシステムに情報が集められ、撮影したデータが解析されます。

解析された情報は、スマートフォンでチェックすることが可能です。観光客の人数や、駐車場やトイレなどの混雑状況の他、1時間先の混雑状況もAIで予測し、配信してくれます。さらに、混雑していない観光ルートも案内してくれるということです。

実証実験は、NTT西日本を中心に、宮島観光協会や廿日市市などが参加しています。

このシステムは今後カメラやセンサーを増やし、4月から実用する予定です。無料通信アプリ「LINE」で友達登録すれば、誰でも使うことができるようになるそうです。

宮島は観光客が多く、混雑することも多いです。身近な「LINE」で混雑状況が分かると助かりますね。(ライター:tama35)

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