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旅先いい話

バスガイド気分で「通勤コース」を歩いたら、ビジネス街が「バズる観光地」に見えてきた

城戸 譲

城戸 譲

2018.06.02 11:00
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あの人気アニメの聖地を巡礼

旅行するからには、まず形から入りたい。観光客でも楽しそうだが、「旅へ導く側」になって、ご近所を案内したら、新たな発見ができそうだ。ネット通販で、それっぽい服を購入。ウイッグと帽子をかぶり、首にはスカーフと笛をあしらう。白手袋をしたら......完成だ。

遠くから見たら、意外と...?

遠くから見たら、意外と...?

「本日、旅のお供をさせていただきます! Jタウン旅行社のKと申しますっ!!!!」

苦笑する編集部員(お客さん)を前に、あいさつをする新人ガイド。社旗っぽいのは、自宅でアイロンプリントを駆使して作った。今回の行程は、すべて徒歩。「バスガイド」とは呼べないので、おもわず話題にしたくなるスポットを紹介する「バズガイド」を名乗ることにした。我ながらいいネーミングだ。

右手に見えますのは、アジサイでございます

右手に見えますのは、アジサイでございます

Jタウンネットの編集部は、東京・四ツ谷が最寄駅だ。まず駅前に向かい、周囲の目が気になりつつも、1つ目のスポットを案内する。

「お客さま、このあたりが有名な映画の舞台になったって、ご存知ですか? もっと先の方にある神社が有名なんですけど。アニメの作品で思い浮かぶ......」

誘導尋問で「君の名は。」と答えさせて、斜め上にある看板を指さす。いまは「綿半」と会社名のみだが、この1~2年前まで「綿半野原ビル」と書かれていた。もちろん「君の名は。」に描かれているのは、後者の看板。あまり知られていないが、れっきとした聖地巡礼スポットである。

あちらをご覧ください

あちらをご覧ください

「四ツ谷には、もうひとつ代表的な看板があります」と連れて行ったのは、雪印メグミルクの本社前。雪をかたどったおなじみのマークが、でっかくあしらわれている。「給食の牛乳が雪印だった」と語るお客さん(後輩)に、「ここは本社ですが、登記上の本店は札幌にあるんですよ」なんて豆知識を披露する。白手袋で指させば、それなりの様になる。

あのマーク、最近見なくなりましたね

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