刺身でも食べられる
福井県はかつて鯖の一大産地でした。しかし1974年に1万2607トンあった漁獲量は、2014年では31トンまで減少してしまいます。そこで小浜市は今年から養殖をスタート。地元業者が試行錯誤で育て上げ、この秋に小浜市のイベントで披露されました。
養殖された新小浜鯖は寄生虫のアニサキスがほとんど付かないため、刺身でも食べられるといいます。また小浜市長は鯖街道を通って関西方面への出荷を増やしたいと展望を語りました。
近いうちに京都の鯖寿司の鯖が「新小浜鯖」になる日が来るかもしれませんね。(ライター:青空繭子)