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能登には「主人がお茶を入れる」風習がある

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2016.11.19 07:02
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茶道のおもてなしの作法

旧家が多い輪島をたずねてみると、やはりご主人さんがお茶を入れてくださいました。本格的に湯呑をお湯で温めたり、濃さが均一になるように少しずつ回し入れたりしてくれます。一説には、七尾城主の畠山氏が茶道を能登中に広めたことが始まりだと言われています。畠山氏は、京都から茶人の円山梅雪を呼び寄せました。

梅雪は茶を体系化したと言われる人で、僧侶に対して、お仏壇を開けてお供えをする前に、必ずお茶を供える習慣を勧めたそうです。そこから、毎朝のお供えの前にお茶を入れる習慣が男性に付き、明治以降の女性教育にも作法として取り入れられて広まっていきました。

男性がお茶を入れる。能登の素敵な習慣ですよね。(ライター:りえ160)

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