なぜガスエビは「ガス」と呼ばれるのか
正式名称は「トゲクロザコエビ」
ガスエビは、正式名称「トゲクロザコエビ」、石川・富山ではガスエビ、新潟ではドロエビと呼ばれています。甘エビなどに比べたら見栄えが良くなく、鮮度が落ちるのが早いので、流通させるのが難しいのです。そのため、全国区となっている甘エビと比べると、ローカルな食材となっています。
このように扱いが難しいので、甘エビから見ると2、3番手でちょっとしたカスだと言われ、「ガスエビ」と言われているのではないかと紹介されていました。しかし石川県民の間では、「カス」どころか甘エビよりおいしいなどの声も上がり、刺身や唐揚げにして食べられ、ここ数年人気上昇中で、高級食材となっています。
メジャーになるのは、嬉しいですが、手が届かない食材になるのは少し残念かもしれませんね。(ライター:りえ160)