県の公式動画サイトで、牛久沼の「UMA」を真剣探索! 茨城の「いばキラTV」がますますカオスに
2016.09.12 13:00
水戸の納豆や、大洗のアンコウなどの名産がある茨城県。しかしながら、民間調査会社のブランド総合研究所が行っている「都道府県魅力度ランキング」では、2013~15年の3年連続で、47都道府県中最下位となっている。
そんなイメージから脱却すべく、茨城県はインターネットテレビ「いばキラTV」を通して、県の魅力を伝えるべくPR活動を実施。Jタウンネットでも、これまでたびたび紹介してきたが、2016年7月1日にリニューアル、改めて発信を積極化している。
ねば~る君の「がん検診」も
いばキラTVは「県の魅力」を発信するサイト。立派な県の公式企画である。2016年夏には、高校野球の県代表(常総学院高校)に密着取材したり、県の非公認キャラクター「ねば~る君」が、がん検診を受けるなどの動画が掲載された。
一方で「公式」らしからぬコンテンツも。たとえば「乙幡啓子の妄想工作所@Ibaraki」では、フリーライターで「妄想工作家」の乙幡啓子さんが、水戸納豆をモチーフにした「ナットザック」や、龍ケ崎市発祥とされる「うな丼」を題材とした腕時計を作るなど、県にからめた「工作」を行っている。
なかでも異色なのが、「いばキラ都市伝説TV」だ。茨城県出身の作家で、UMA(未確認生物)研究家の顔も持つ中沢健さんが、県内のUMA情報を紹介する。16年8月31日の更新分では、「牛久沼に巨大UMA発見!?」がテーマ。目撃者のインタビューはもちろん、「UMA」を命名した動物研究家、實吉達郎さんの力も借りるが――。どんな結末になったかは、ぜひ番組(前後編)をご覧あれ。