清澄白河駅に降りたら...なにこの蛍光灯!? 実は「アート」な大江戸線
飯田橋には蜘蛛の巣のようなパイプ
駅が狂ってた pic.twitter.com/Uc3gZ6s2kh
— まきちゃんマンはアクキー通販中 (@mak1n0) 2016年5月14日
話題となったツイートには、蛍光灯をランダムに張り付けたかのような天井の画像が添付されていた。実は、清澄白河駅内では、複数個所で同様の光景を見ることが出来る。
また、無機質になりがちな壁面部にも凝ったデザインが施されている。こちらの壁画は樋口正一郎さんの作品「20世紀文明の化石」だ。鉄のスクラップから作成されているという。
他にも、飯田橋駅では、緑色の鉄骨が天井を這うようなオブジェがあり、地下でありながら日光を思わせる壁の光も相まって、独特の雰囲気を醸し出している。
飯田橋の天井がninja H2のトラスフレームにしか見えない。 pic.twitter.com/ajLgHaGmBk
— シノ@Dorsoduro&KDX (@shino650) 2015年11月29日
実は、こうした特徴的な光景は、都営大江戸線の駅の多くで見られるものだ。公共的な空間に芸術作品を置く「パブリックアート」の一環として、駅の内装には公募で選ばれたデザイナーが関わっているためだ。
それにより、それぞれの駅が個性的なデザインとなり、天井、壁、設置されたオブジェからは、デザイナーのこだわりを随所が垣間見える。ゆっくりと駅の中を見渡してみると、普段気付かなかったものが見えてくるかもしれない。