「E電」看板、今も残る東京駅...命名約30年、JR東日本に「現状」聞いてみた
2016.06.04 06:00
JR東日本に聞いてみると...
ここで改めて、JR東日本が「E電」をどのように位置づけているのか、広報に直接聞いてみることにした。
「ご承知の通り、当社発足の際、公募により愛称として決定させて頂きました。その後とくにあえて使わなくするということもなく、場合に応じて使っております」
時刻表の「ピンクのページ」と呼ばれる運賃案内ページにも、「電車特定区間(E電)」の表記はあるといい、
「おっしゃられていたような、『まだ今も(E電という呼称を)使うんだ』という感覚では、我々はとらえていないですね」
とのことだった。大変失礼なことを聞いてしまった。
まもなく命名30周年を迎える「E電」。表だって目にする機会は減ったものの、これからも首都圏の足として、その名を残し続けるだろう。