山梨県では多用されている様子
JR発足以前の国鉄時代は、近距離を走る電車「国電」(ゲタ電とも呼んだ)と、中距離を走る電車「中電」を呼び分けていた。このうち「国電」が「E電」に改称したのだが、80年代末期には、都心へ行くのも郊外へ行くのも「電車」になっていたため、乗客が利用する上で「E電」や「中電」の呼び名は関係なかったのだ。
なお、中距離電車が走っているエリアでは、いまも「E電」が使われている。とくに山梨県内では定着しているようで、県公式サイトにも「通勤通学用快速列車(所謂E電)の甲府までの延伸」といった記述(15年6月更新分)がある。