幻のソフト「舛添要一 朝までファミコン」を、秋葉原で徹底的に探してみた【後編】
「ありましたよ!」
最終手段としてT編集長が向かったのは、「スーパーポテト」秋葉原店である。
アキバ屈指の品ぞろえを誇る、これを知らなきゃモグリという有名店だ。逆に言えばここで見つからなければ、もはや入手はかなり苦しくなる。だからこそ、後回しにしていたのだが――。
「もしダメなら、秋葉原から転戦するしか......」
「あっ、Tさん。ありました?」
とここで、再びS記者と合流。
やはりフレンズを経て、秋葉原方面に戻っていたS記者は、ゲーム店以外を中心に回っていた。
覗いたのは、ある電器店。そこには、「闇のパソコン」なるものが。機能は一切説明できないという。さすがはアキハバラである。ほかにも、鉄扇やクロスボウ、日本刀を扱う武器店、すさまじくアメリカンな雑貨店――。残念ながら(当たり前だが)空振りだったものの、
S「なんかこのあたりはランチバイキングが多いですね。900円そこらで安いですし。編集部も引っ越すならこの辺がいいんじゃないですか」
引っ越し話はとりあえず置いておいて、それぞれ店内を探す2人。
T「うう、見つからねえ......これは、もう中野あたりに行くしかないのか......」
S「ありましたよ!」