幻のソフト「舛添要一 朝までファミコン」を、秋葉原で徹底的に探してみた【後編】
2016.05.20 17:01
BOOKOFFのワゴンの山に挑む副編集長、結果は...
一方そのころ、南方面へ向かっていたのが、K副編集長だ。
「専門店だと、プレミアもつくから値段も高くなりますからね。それに普通の中古店で見つけた方が、話的にもやっぱり面白いじゃないですか」
まっすぐ専門店に向かった編集長とは、方角的にも路線的にも、あえて逆を行く。K副編集長の巧みな戦略である。
ターゲットは、BOOKOFF秋葉原駅前店。場所柄、レトロゲームの在庫も豊富なことで知られるこの店なら、「お宝」を見つけ出せるかもしれない――。
数十分後。
「......」
ワゴンセールに挑むことしばし、なぜか大量にある「テトリス」の山をかきわけてくまなく探したものの、「朝までファミコン」を発見できなかったK副編集長であった。
「......とりあえず、お昼を食べることにしよう」