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見附島のてっぺんに生える緑...なぜ枯れないの?

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2016.03.26 07:38
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[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2016年3月15日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「見附島の植物はなぜ枯れないの?」という疑問を解決していました。

能登の先端にある高さ28m・周囲400mの見附島、名前の由来は、空海(弘法太師)が帰郷のため佐渡ヶ島から能登に渡るときに一番最初に目に付いた島だったからだそうです。

その形から軍艦島とも言われています。

珪藻土によって元気に育っている

さてその見附島、国定公園に指定されており上陸できないのですが、緑が結構生い茂っています。海岸から見ると前の方に見えるのは、竹、真ん中で盛り上がっているのは、タブノキ、椿などです。

見附島(Haya_BSさん撮影、Flickrより)
20141012-見附島(Mitsuke Island)

椿は春になると花が咲き見頃を迎えます。また、鳥とっても楽園であり、カラス、ウミウ、サギなどが飛んでいます。

これらの植物が枯れないのは、鳥のフンなどで土地が栄養満点だということもありますが、島全体が珪藻土で出来ていることにあります。

実は珠洲市は、珪藻土の埋蔵量が日本一です。どこを掘っても珪藻土がでてくる土地なのです。

この珪藻土は、土の中に水を蓄える力に優れており、土の重さと同じくらいの水を保つことができます。

植物はこの珪藻土の割れ目に根を張って育ちます。

最近は、珪藻土に植えられた観葉植物なども売られているほどで、植物の生育によい環境なのです。

気にしたことはありませんでしたが、いつも緑いっぱいの見附島にはこんな理由があったのですね。(ライター:りえ160)

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