「雪かきでご近所と仲違い。『こんなところ置くな!』今は口も利かず...」(北海道・40代男性)
北国ならではのご近所トラブルである。北海道のIさん(40代男性・会社員)から、「雪かき」についての投稿が届いた。
以前にも類似の話題を取り上げたことがあるが、今回もやはり問題となっているのは、除雪を終えた後の雪の捨て場所だ。
お向かいさんを怒らせてしまった母
北海道在住です。私の母が体験したトラブルをお話しします。
北国ですので、冬になるとかなりの雪が降ります。この季節は、どの家も雪かきが欠かせません。家の前や、目の前の道路に積もった雪をスコップで取り除いていくのですが、ご想像のとおりちょっとした重労働です。
問題は、この雪をめぐって起こりました。
恥ずかしながら母は元々、割と大雑把な性格です。そのせいもあって、取り除いた雪はいつも、道を挟んで向かい側の道路脇に捨てていました。
ところがお向かいに、今年から新しい住人として、一人暮らしのおじさんが入ったことを、母はすっかり忘れていたのです。今までは空き家だったからよかったのですが......。
謝っても相手にしてもらえない
「こんなところに雪を置かれたら、除雪車が来たとき、うちの玄関がふさがってしまうじゃないか!」
すぐに、かんかんになったお向かいさんがやってきました。母は平謝りで、悪気がなかったことを説明し、また父も菓子折りを持って詫びを入れに行ったのですが、先方の怒りは解けません。
それからというものの、お向かいさんはうちがあいさつをしても完全に無視するようになり、回覧板や町内会費のやり取りにも協力してもらえなくなりました。元々近所付き合いをほとんどしていないお宅ではあったのですが、大事になってしまい母もすっかり困っております。
やっぱりお互いに配慮しないと...
ちなみに雪をめぐっては、うちも「被害」を受けたことがあります。ちょっと前の話ですが、裏のお宅が屋根に積もりっぱなしにしていた雪が、凍って塊になってうちの庭に落ちてきて、置いていた機器のフタを思いっきり凹ませてしまいました。
当時は直接言えずにいたのですが、その後そのお宅が引っ越し、新しい方が入ってきたときにそのことをお伝えし、屋根にストッパーを付けてもらい、以後はこうした問題は起こっていません。
思えば、昔はうちの周囲にも空き地が多く、雪はみんなそこに捨てていました。それが住宅が密集するようになって、いろいろと難しくなった部分はあります。うちの件も含め、やはりお互いに配慮し合わないと冬は大変ですよね。
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