どう違う? 京の老舗が生んだ「ぶぶ漬け専用」のうなぎの蒲焼き
2015.09.05 07:51
秘伝のタレのうま味と絶妙なお茶の香りでご飯が進む味に
ぶぶうなぎはうなぎを捌く仕込みから始まります。白焼きにしたうなぎを3時間煮込むのですが、お茶漬け専用のうなぎにするためには、その前に重要な工程があります。それは"寝かせる"こと。
マイナス30度の冷凍庫で1日以上寝かせることで身が引き締まって、炊いたときに身がボロボロにならずしっかりと炊き上がるのです。自然解凍した白焼きを蒲焼きのタレでじっくりと煮込むのですが、この秘伝のタレは創業以来継ぎ足して使っていて、うなぎのうま味と脂が溶け込んだ極上の煮汁です。
しっかりと味を染み込ませることでお茶漬け専用のうなぎの蒲焼きが完成するのです!
そしてもうひとつ、美味しく食べてもらうためにお茶にもこだわっています。実はぶぶうなぎには、「煎茶」と「ほうじ茶」の2種類のぶぶうなぎ専用のお茶があるのです。このお茶を作るのは創業300年以上という老舗のお茶屋さん「丸久小山園」。うなぎの味を邪魔しない絶妙なお茶の香りで、最高のぶぶうなぎが味わえるのです!(ライター:ツカダ)