豪勢! 弘南鉄道を「貸切」にできる、青森・平川市のふるさと納税
2015.08.11 06:00
1往復約2時間、列車をチャーターできる
平川市は黒石市や弘前市のさらに南、秋田県との県境に位置する。特産品はリンゴや桃などの果樹で、ふるさと納税の返礼品として、これまでは農産物やジュースなど加工品が用意されてきた。
1万円以上、2万円以上、3万円以上、5万円以上、10万円以上と5コースに分かれていたが、これに加えて30万円以上の「特別コース」が新設されたのだ。
それが、「列車貸切無料券」。弘南鉄道弘南線の車両(2両編成)で、弘前、黒石、平賀の各駅を発着地に指定し、1往復約2時間で巡ることができる。定員は約90人だ。30万円以上の寄付者に対して、年に2セット限定。
列車は、同鉄道が運行する「納涼ビール列車」などのイベント車両という。4月から12月までの運行予定。車内での用途は宴会やカラオケなど自由だが、運行日時は弘南鉄道と要相談とのこと。