ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
マンガ

弘前市の動画「連続移住小説 ヒロとサキ」はこじらせ系まぶしい朝ドラ風作品

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.27 13:00
0

でも弘前に移住したらうまくいくよ

そんなある日、とうとうサキがヒロの元を去ってしまう。とうとう捨てられたのか、失意のヒロの元へ手紙が届く。そこに書かれていた「弘前で待っています」という言葉。実はサキは、「空気も水もおいしいところで、パンを作りたい」という夢をかなえるために、故郷にUターンしていたのだ。手紙を見た彼も弘前に移り住む決意をした。

連続移住小説 「ヒロとサキ」1話(YouTubeより)

2話から舞台は弘前へ。岩木山が見える一軒家で一緒に生活を始める。ヒロはアトリエで作品づくりに没頭。サキは台所でアップルパイを焼く午後のひととき...。
「ヒロ~」(計7回)「サキ~」(計5回)と呼び合うシーンは少々くすぐったいが、それだけ弘前の生活が気に入っていて、ラブラブなのだろう。

連続移住小説 「ヒロとサキ」2・3話(YouTubeより)

3話は、市内を散策する2人を通して市内の様子を伝えている。都会的なセンスがするカフェやバーは、よそからの移住者が開いた店らしい。
その映像世界は、一瞬、無印良品の広告が飛び出てきたような錯覚に陥る。それもそのはず、使用されている音楽はトクマルシューゴの「Laminate」だ。
そんなにお金は稼げないかもしれないけれど、都会ではうまくいかない、小さな幸せを大切にしたい家族に弘前はおすすめですよ――そんなメッセージが込められている。

少々気になったのは、弘前名物の豪雪が出てこなかったこと。ヒロとサキが春夏秋冬をどう過ごすのか、続編を見てみたい。

PAGETOP