なぜ? 日本一「パチンコ」が盛んな鹿児島県の地域性
2015.03.24 15:05
南関東は台数も全国平均以下
今度は遊技台――パチンコ台とパチスロ機の合計をまとめた。
10万人当たりの台数で、南関東と京都・奈良・兵庫の関西3県が平均を下回っているのは変わらないが、九州地方は全部「赤」、つまり平均以上になっている。福岡はホールの大型化が進んでいるようだ。同様の傾向は三重にも見られる。
反対に、山形や島根、広島などは平均以下となっている。
ベスト3を占めたのは、宮崎・鹿児島・大分の九州組。この3県は、店舗数でもそろって全国トップクラスなのは先に示した通りだ。また上位県の1つである高知は、海を隔ててお隣に位置する。公営ギャンブルが少なかったこと(鹿児島、宮崎)や、繁閑の差が激しい漁業関係者の多さ、はたまた「県民性」に理由を求める向きもあるが、その真相は定かではない。