なぜ? 日本一「パチンコ」が盛んな鹿児島県の地域性
2015.03.24 15:05
沖縄はパチンコよりパチスロ
ちなみに人口10万人当たりの店舗数・台数で、ともに全国最下位だったのが沖縄だ。米軍統治下時代が長く、県内には公営ギャンブルがないし、パチンコ店が拡大するようなことはなかった。また鉄道が走っていなかったため、駅前にパチンコ店が進出する環境もなかった。
もう一つ沖縄が異なるのは、パチンコよりもパチスロの方が支持されていることだ。
全国の遊技台は、パチンコ台が300万9314あるのに対し、パチスロ機は160万2148。前者の方が圧倒的に多い。
ところが沖縄はパチスロ機が58.1%のシェアを占める。沖縄向けに製造された機械を「沖スロ」と呼ぶくらいだ。コインの大きさが本土のものよりも大きいなど、独特の仕様が施されている。