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ふるさと納税が「ECサイト感覚」で行える未来 【さとふる担当者インタビュー(2)】

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.02.16 07:01
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「通販なんかやったことない」事業者とどう連携するか

――サービス立ち上げに当たって苦労された、工夫された部分はありますか。

たとえばお礼品の注文、配送です。
ECサイトで通販経験があるような大きなところを相手にしていれば別ですが、地域活性化のためには、地元の小さな事業者からお礼品を集めないと意味がない。しかし、そうした事業者には、PCも持っていないようなところもあります。だからこそ最初に、できるだけ簡単に受発注ができる仕組みや、日々の在庫確認の方法を作らなければならなかった。そこが極めて大変でした。
なので伝票や運送業者もこちらで手配して、事業者には「明日×個取りに行きますから、倉庫に置いておいてください」とだけ伝える形を取りました。これなら事業者の日々のオペレーションと変わらない、新しい仕事は増えないので、相手も乗りやすい。また個人情報流出のリスクも減ります。
こうした工夫で、小さな事業者でもECサイトに近いことができる仕組みを実現しました。とはいえ目標に掲げた「一般的なECサイト並みのサービスレベル」という点では、まだまだの部分も多いですが......。

【第3回/このままでは、ふるさと納税は「ブーム」で終わる?】
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