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ふるさと納税が「ECサイト感覚」で行える未来 【さとふる担当者インタビュー(2)】

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.02.16 07:01
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「旗振り役」がいないと進まないふるさと納税

――他のふるさと納税系サービスと比べ、さとふるにはどのような強みがありますか。

まず「使いやすい」サービスというところです。
具体的には、多くの自治体では申し込んでからお礼品が届くまで、1~2か月ほどかかるのですが、さとふるではお礼品の生産者・事業者と直接連携しておりますので、1週間~10日で届けられます。また発送を知らせるメールや、確定申告の時に役立つ寄付履歴など、「かゆいところに手が届く」利便性を追求しています。
目指したのは――まだ実現していませんが――AmazonやYahoo!ショッピングといった、「一般的なECサイト並み」の利便性です。まずは「簡単」にすること。ECサイトで買い物するくらいの感覚で気軽に寄付できるようにすることで、ふるさと納税という制度と文化を推進したいと思っています。

――寄付者側ではなく、自治体の観点からはいかがですか。

まず、ふるさと納税の厄介なところが、「お礼品を考えるのは企画課」「財務処理するのは税務課」「入金管理するのは財務課」「PRは観光広報課」......といった具合に、いろんな部門に業務がわたるところです。強力な旗振り役がいないと、なかなか推進できません。
また費用の面ですが、内製でシステム構築をされた自治体の中には、数千万円かかったところもある、という話も聞いています。

在庫管理が間に合わず、首長が謝罪する事例も...
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