「若者が集まる離島」海士町が目指す、さらなる「教育改革」とは
2015.01.30 13:30
地方創生のカギを握るのは「教育」
人口対策と6次産業化で成果を上げた同町だが、若者の島離れが止まったわけではない。
「流れを変えるには『仕事を作りに島へ帰る』という人材を育てないといけない」と考える山内道雄町長は、県立隠岐島前高等学校(以下、島前高校)を降り出しに、教育改革に取り組む。
この島前高校、都会の進学校が顔負けするほど、スケールの大きいプロジェクトを次々と実施しているのだ。
2015年1月27日、首都圏に住むビジネスマン向け人材募集の記者発表会&キャリアフォーラムに、山内町長と教育関係者が出席するという情報に接したJタウンネット編集部は、どんな教育が島で展開されているのか直接聞くため、会場の東京・渋谷へ向かった。