岩間の天狗まつりが「ファンタジー」感にあふれすぎている
2014年11月15日、茨城県笠間市で「岩間天狗まつり&ファンタジーナイト」が開催される。
天狗に......「ファンタジー」? 一見かみ合いそうにないこの両者だが、ポスターを見ると――
淡い光を帯びて浮かぶ天狗、闇の中からやってくる白装束の一団、そしてロマンチックに輝くクリスマスツリー......確かに天狗でファンタジーだ。
天狗がクリスマスツリーを飛び越える!
このポスターのデザインは、クリスマスツリーの向こうから天狗がやってくるという、思いきり斬新なもので、多くの人々の注目を集めている。
10月30日には、次のようなツイートがつぶやかれ、リツイートが6500を超え、今なお拡散中だ。
もうすぐやる近所の祭が少し気になってる。 pic.twitter.com/jfmq6DkxFr
— iшase αri (@yips_02) 2014, 10月 30
これに対して、こんな声が寄せられている。
@isagi_t @yips_02 おおー、天狗夜行! それは気になりますね! でも、天狗とクリスマスイルミネーション取り合わせがシュール......(^^;)
— 冬木洋子@E04酔夢春秋 (@fuyukiyoko) 2014, 10月 30
天狗とクリスマスイルミネーションのシュールな取り合わせが、とても興味を引いたようだ。
@ivanlinco @yips_02
凄く気になります。行ってみたい??
— galoあき (@Aah993Galo) 2014, 10月 30
11/15(土)茨城県笠間市で「岩間天狗まつり&ファンタジーナイト」開催!クリスマスツリーの向こうから天狗がやってくる斬新なポスターで話題沸騰中!?天狗に会いにいってみる?→http://t.co/POJKrTTlYQ pic.twitter.com/jbaE1VRe6c
— イベントチェッカー製作委員会 (@event_checker) 2014, 11月 6
「寅吉少年と十三天狗の伝説」がまたファンタジーっぽい
このお祭りでは、同市岩間地区の愛宕山に伝わる「寅吉少年と十三天狗の伝説」をストーリー化した天狗の行列が行われる。
寅吉少年と十三天狗の伝説......またファンタジーな響きだが、これは江戸時代、本当にあったという話。寅吉少年は7歳のころ、愛宕山の天狗にさらわれ、彼らと生活をともにすることに。寅吉は13人いた天狗の1人に弟子入りして、さまざまな魔法を教わったのち、江戸にやってきて天狗界の様子を詳細に語り、大評判となったが、やがて天狗たちの元に帰っていった――なるほど、ファンタジーだ。
祭りではこのほか、合気道発祥の地をPRする「合気道演武」、竹細工加工の産地であったことから行われる「竹ぼうきづくり」「竹細工体験」などのイベントもある。
また「ファンタジーナイト」では、笠間市商工会岩間事務所前広場の会場や岩間駅前すずらんロード商店街が、イルミネーションやキャンドルで飾られる。