宮津市の「やりすぎ」ふるさと納税に国ストップ、何がまずかったの...?
2014.10.18 07:21
ふるさと納税で宅地をプレゼント?!
1つめは「寄附者の名前入り花火をプレゼント」するというもの。
100万円以上の寄附で、2015年8月に行われる花火大会で寄附をした人の名前を付けた特別花火を打ち上げることに。
そしてもう1つはなんと「200平方メートルの宅地をプレゼント」。
宮津湾を望むつつじヶ丘団地には売れ残っている区画が多くあり、市は1000万円以上の寄附をしてくれた人に、750万円相当の200平方メートルの宅地をプレゼントしようというわけです。
宮津市に住んでくれたら一石二鳥!という思惑もあるようです。
ですが、不動産のプレゼントは寄付金控除の対象にならない可能性もあるとのことで、総務省から待ったがかかりました。
結局宮津市は住宅地プレゼントを中止するに至ったのです。
一人でも多くの人に宮津市に住んでほしいと願う気持ちが先走った結果になりましたが、各自治体でふるさと納税を少しでも集めるために工夫を凝らす現在。
さらにいろんなふるさと納税の特典が登場することが予想されますね。(ライター:ツカダ)